北山亘基さんは2021年ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズの投手として入団したプロ野球選手です。
「よく8位まで残っていたな」とファンの間ではその才能と可能性に注目する声が多く聞かれます。
2022年沖縄春季キャンプやオープン戦ではBIGBOSSこと新庄剛志監督や日ハム首脳陣から目をかけられ、才能の片鱗を見せていました。
そこで今回は
・北山亘基投手の出身高校や大学
・北山亘基投手の契約金や年俸
・北山亘基投手は活躍できる?
についてまとめてみました。
北山亘基投手は京都成章高出身、京都産業大出身のプロ野球選手
北山亘基投手は京都成章高校、京都産業大学出身のプロ野球選手です。
高校と大学の概要は以下の通りです。
京都成章高等学校(きょうとせいしょうこうとうがっこう)
学校法人明徳学園 私立高校
京都府京都市西京区大枝沓掛町26
設立 1986年
男女共学
甲子園出場経験 2017年夏、2011年春、1998年夏/準優勝、1998年春、1995年夏
京都産業大学(きょうとさんぎょうだいがく)
学校法人京都産業大学 私立
京都府京都市北区上賀茂本山
設立 1965年
北山亘基投手のプロ入りまでの道のり
一見、おだやかそうな雰囲気ですが一旦マウンドに立つと冷静でいながら強気で投げるオーラが放たれる北山亘基投手は小学生から軟式野球を始めました。その足跡を見てみましょう。
登録名 | 北山亘基(きたやま こうき) |
生年月日 | 1999年4月10日 |
背番号 | 57 |
身長 体重 | 182㎝/80kg |
出身地 | 京都府京都市 |
投打 | 右投げ/右打ち |
経歴 | 京都成章高ー京都産業大(2021年ドラフト8位) |
京都市立京北第一小学校3年の時に地元の京北ファースト少年野球クラブで内野手として軟式野球を始めました。その後、投手へ転向。京都市立周山中学校では軟式野球部に所属していました。
そして京都成章高校に進学し1年春からベンチ入り。3年夏(2017年)には甲子園に出場します。北山亘基投手は先発投手として出場した2回戦で神村学園(鹿児島)に負けてしまいました。
最速142kmの右腕は2017年ドラフト会議でプロ野球志望届を出すも、惜しくも指名漏れとなりました。
指名漏れになったらプロ野球選手になれないの?
指名がないということはNPB(日本プロ野球機構)の支配下でプロ野球選手としての活動ができません。翌年以降のドラフトに臨むことになります。
そこで北山亘基投手は一転、京都産業大学に進学し野球経験を積むことを決意。
関西六大学野球リーグでは1年春からベンチ入り。2年で新人賞を獲得した実績を持ちます。
4年では春季リーグで2試合連続完封勝利を挙げ、秋季リーグでは最速153km/hを記録。
主将としてチームを引っ張りました。
指名漏れの悔しさをバネに大学生活で一回り大きく成長したのですね
そんな成長した北山亘輝投手は2021年ドラフト会議で再度プロ野球選手になることを志願し、北海道日本ハムファイターズから指名を受けました。
8位と下位指名だったため、ドラフトで指名された全77人中76番目にやっと名前が呼ばれてホッとしていたようです。
高卒ドラフトで指名がなかったのは本人も周りも残念だったでしょう。
けれど地元では実力ある投手として有名だったようです。
ようやくその才能が開花する場が与えられたのです。
ちなみに、現役で北山亘基投手と同じ京都産業大出身の選手はオリックス・バファローズの平野佳寿投手(37歳、2022年3月現在)がいます。
北山亘基投手のプロ入り後の活躍
ようやくプロ野球選手になれたけど活躍できそう?
プロ入り後は、北海道日本ハムファイターズの沖縄キャンプやオープン戦で最速156km/hのストレートを武器に、カーブ、スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップ、ツーシーム、フォークボールなど多彩な球種を投げ分けています。
多くの球種を確実に投げられる技術とメンタルの強さはクローザー向きと首脳陣も見ているようで、日本ハムの武田勝投手コーチは北山亘輝投手のピッチンッグを見て「化け物だ」と唸ったほどです。
日本ハムのドラフト8位右腕・北山=京産大=が、2回5奪三振、無失点の快投で開幕守護神候補に浮上した。最速151キロの速球を武器にロッテ打線を圧倒。オープン戦初登板で1回無失点3奪三振、156キロを出して好投した3日のヤクルト戦(札幌D)から2登板続けての快投に「きょうもしっかり投げられたかな」と安堵(あんど)の表情を見せた。
守護神候補筆頭とみられていた杉浦が2月12日に左半膜様筋(太もも裏)の肉離れで戦線離脱。開幕への見通しが立たない中、抑えとして開幕1軍を迎える可能性を示した。武田投手コーチは「あれは化けもんですよ。クローザーでもすぐに使えるような存在」と期待を寄せた。
引用 スポーツ報知
早速才能の片鱗を見せています。
2022年シーズンは即戦力として新庄剛志BIGBOSSに開幕から要所を任されるかもしれません。
と見ていたところ、なんと3月25日の開幕投手を任されました!新庄剛志BIGBOSSの期待度が伝わってきます。
20日のオープン戦・DeNA戦(札幌ドーム)の登板後、寮で食事の最中にボスからのダイレクトメッセージ(DM)に気付いたという北山。そこにあった「次は開幕投手の出番だ。楽しんでいけよ。任せた」のメッセージに「震えました。寒気がしたというか、しばらく頭が真っ白になった」と振り返る。 それでも、すぐさま「開幕にあたって期待して選んでいただいた。その期待に応えるのがすべてだと思った」と、ボスに「投げている姿を見て楽しんでください」と頼もしい言葉で返信したという。
引用 デイリースポーツ
本人は震えるほど驚いたようですが、新庄剛志BIGBOSSからのメッセージが胸に刺さったようです。
返信したメッセージも頼もしいですね!
北山亘基投手の契約金や年俸は?
北山亘輝投手は2021年のドラフト8位で契約金2000万円、年俸700万円(推定)で北海道日本ハムファイターズと契約しました。
この金額は球界では平均的なようです。
プロ野球は1年1年が勝負の個人事業主。
一旦大金を手にしても、来年どうなるかはわかりませんからしっかり貯めておいてほしいなと個人的に思います。
まとめ|北山亘輝投手は京都成章高出身、京都産業大出身で年俸は700万
北山亘基投手は、京都成章高校、京都産業大学出身の北海道日本ハムファイターズにドラフト8位で入団した投手です。
4年前に指名漏れになってから一念発起し、投手力を上げ実力でプロの世界に飛び込みました。
早速、開幕投手を任されルーキーイヤーから活躍する可能性大!
ピッチング以外ではもの静かな印象が伝わってきますが、
マウンドに立つと多彩な球種をポンポン投げてくる。そのギャップが面白いです。
そんな北山亘基投手の活躍を期待したいですね!