【保津川下り】で心肺停止の船頭が死亡!事故が起きた理由とは

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2023年3月28日午前、京都府亀岡市の保津川で、観光客を乗せて川を下る名物の「保津川下り」で船が座礁しました。

乗客と船頭合わせておよそ30人が乗船していたということですが、これまでに亀岡市に住む船頭の田中三郎さん51歳が心肺停止の状態で発見され治療を受けています。※その後、死亡を確認

また、数人が流されたという情報もあり状況の確認を急いでいます。

そこで今回は
・【保津川下り】の船頭と客は無事なの?
・【保津川下り】の転覆理由は?
・【保津川下り】は安全な乗り物なの?

といったことについて調べてみたいと思います。

【保津川下り】の船頭の死亡が確認される

保津川下りのイメージ写真

京都府亀岡市篠町の周辺で【保津川下り】で船が挫傷し、船頭の田中三郎さん51歳が心肺停止となり治療を受けていましたが、まもなく死亡が確認されました

28日午前11時半ごろ、京都の保津川の川下りの事務所から「遊船の一隻が座礁した」と消防に通報がありました。 川下りの舟が座礁するのを近くにいた別の舟が確認し、無線で事務所へ連絡があったということです。 事務所によると、当時、舟には子供3人を含む乗客と船頭の合わせておよそ30人が乗っていて、船頭1人が心肺停止の状態で治療を受けています。

yahooニュースより引用

この後、田中三郎さん51歳の死亡が確認されました。

保津川下りは京都の観光名物。江戸時代に商人が木材を運ぶ産業水路として開いたもので、

船頭が巧みに竹竿を使って、京都府亀岡市から京都・嵐山までの急流およそ16キロを2時間ほどかけて下っていくものです。

今年は今月12日に春の本格的な営業が始まったばかりだったんだって

事故に遭った船頭さんは19年のキャリアを持つベテランだったそうです。

この時期は川の水温が低く、ライフジャケットは着用していたのか、救助活動がどの程度の早さで行われたのかなどが気になります。

事故当時の川の水温は10度に満たない低温だったと予想されています。

2度から3度の冷水の中で、人の推定生存時間は普段着で1時間弱、防寒着を着ていても1時間強です。救命胴衣の着用は保温には何ら寄与しないので、着用によって生存時間が延びることはありません。

水温の上昇とともに推定生存期間は延びます。水温が17度を超えていくと救助が来るまでの間、生存することが可能だといえます。

yahooニュースより引用

今回の水温は一桁台と思われるので救命胴衣を着用しても生存時間が延びることはないので

心肺停止状態まで一気に進んでしまったことが考えられます。

【保津川下り】に乗っていた客は無事なの?

報道によると乗船していた客のうち3人が流されて捜索中との第一報が出ました。

しかしその後、乗客25人の安否が確認され全員が無事だということがわかりました

他にも情報が出ていて、数人流されたという情報もあるので船頭や従業員は複数人いてそのうち数人が流されて、うち1人は死亡、1人は行方不明ということなのかもしれません。

現在の状況がどうなっているか情報が混乱して錯綜しているようです。

【保津川下り】の船の転覆理由は?

今回の保津川下りを運営していた会社は【保津川遊船企業組合】だということがわかっています。

よく見るとHPの右下に「✕ 運行中止 本日終日運行を中止致します」とアナウンスが出ています。

事故後、すぐにこのように対応したものと思われます。

所在地〒621-0005 京都府亀岡市保津町下中島2
TEL&FAX0771-22-5846/0771-25-1550
資本金33,500,000円
役員代表理事 豊田 知八(計 理事8名)
監事4名
船士数134名
船数80隻 冬期船 21隻
船士年齢20歳~75歳(男性のみ)
事業内容観光業 川下り

転覆理由は今のところ公表されていません。

事故発生場所は出発して30分程の地点で、比較的急流だったことがわかっています。

どうしてこんな死者も出てしまった事故が起きたのか、正確な情報が待たれるところです。

【保津川下り】は安全だったのか

人気の【保津川下り】ですが、これまでも安全に運行されてきたのでしょうか。

調べてみたところ、1998年には遊覧船が岩に乗り上げて浸水し、乗客26人が岸に避難。

2006年には運行中の船に落石があり、乗客3人が重軽傷を負う事故もあったとのことです。

心が浮き立ってくる季節。楽しい観光に心が浮き立ちますが

安全第一で楽しめるものでなくてはいけません

人はやはり自然の力には勝てないのですから。

まとめ|【保津川下り】で事故!船頭1人が死亡で転覆理由は不明

京都の春の人気観光【保津川下り】で船体の転覆事故が起き、船頭1名が死亡する事故が起きました。

亡くなった方は田中三郎さん51歳です。

自然の中の観光は楽しい半面、危険も隣り合わせている可能性があるということを忘れず楽しんでほしいです。

亡くなった方のご冥福をお祈りしますとともに、二度とこのような事故が起きないように願っています。

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