2023WBCの代表選手30人が発表されました。面々を見ると栗山監督は過去の実績にとらわれず現状で実力のある選手を選んだものと思われます。
そのなかにマー君こと楽天の田中将大選手の名はありませんでした。
WBCの出場経験もあり年齢的にもベテランとなりチームを支えるにはうってつけの人材のような気がしますが、なぜ今回の落選につながってしまったのでしょうか。
今回はその理由をリサーチしました。
田中将大はWBC参加にふさわしくない?
昨季の田中将大選手はリーグ最多の12敗(9勝)、一昨年は4勝9敗という不甲斐なさでした。9億円という史上最高年俸の割には期待に添えなかったと言えます。ファンからは給料泥棒と揶揄される場面もありました。
そんな全盛期の力が衰えた選手が世界の舞台に立つのは不安がありますよね、30人のメンバーに入れなかったのも当然といえるのかもしれません。
現実に目を向けると旬を過ぎた選手なのは明らか。ボールのキレ、勢い、コントロールと全てにおいて全盛期に遠くなってしまったのが現実です。WBCに出場しても活躍できない可能性は高そうです。
栗山監督の口から「世界一を本気で獲りに行く」と告げられた以上、実力主義でメンバーを選ぶのは当前のことなので田中将大選手の落選はなんら不思議ではないのかもしれません。
田中将大は選外となったことを栗山監督から言われた気持ちは?
田中将大選手は、侍ジャパンの栗山英樹監督から電話で連絡を受け、WBCの最終メンバーからは選外になったと事前に伝えられたということです。
こういう連絡が事前にあると発表時に落選をいきなり知るより心の準備ができてよかったのではないでしょうか。栗山監督の心遣いが感じられます。
田中選手はショックもあったでしょうが覚悟もできていたのかもしれません。もちろん選ばれた選手を妬んだりはしないでしょうし、WBCは見て応援すると話したとのことです。
「チームに貢献したい。チームの駒としてどこでもやる気持ちでいる」とまで口にしていた田中選手。本当は悔しい思いもあったとは思いますが、選出されたほかの投手たちの人選には納得しているのではないでしょうか。
田中将大を見たかったとの声も
田中将大投手の選外は決まってしまいましたが、やはりWBCの舞台には必要だったのではというネットでの声も多いようです。
日本だけでなくメジャーでの素晴らしい実績もあるだけに、メンタルなどでも侍ジャパンの戦力になったのかもしれませんよね。特にアメリカでの戦いに進出した場合は他の選手にはない力を発揮してくれたのかも。
けれど今回選ばれたダルビッシュ有選手や大谷翔平選手など日本の投手陣の層の厚さがすばらしいということもまた事実です。残念ながらそんな選手たちと比べると田中選手の実力が足りなかったと言えるでしょう。
田中将大選手の落選を代表に選ばれた選手たちの顔ぶれを見て納得していた人も多いのではないでしょうか。
まとめ|田中将大がWBCの代表選手から漏れたのは実力の結果
WBCのメンバーが発表され田中将大投手が落選しました。今回はメジャーの選手も出場するということで田中選手のキャリアも力になるのではと期待していた人も多かったのではないでしょうか。
しかし、栗山英樹監督率いる侍ジャパンは田中将大選手という経験の多い選手も特別扱いすることなく選手の実力を見比べて最善の人選をしたと思います。
田中将大投手も一野球人として野球ファンと一緒にWBCを応援してほしいですね!