ウクライナの大統領であるゼレンスキーさんといえば、いつもTシャツ姿で熱く語っている姿が印象的です。
どんな時でも同じような服を着ているため「なぜいつも同じ服装なの?」と思っている人も多いのでは?
そこでこの記事ではゼレンスキー大統領がスーツなどきっちりした格好をせず
Tシャツやパーカー、ドレーナーなどラフな服を着用している理由について調べてみました。
ゼレンスキー大統領はなぜいつもカジュアルな服装なの?
ゼレンスキー大統領といえば、常にTシャツやトレーナーを着ているイメージがありますよね。
動きやすくて着脱も簡単だからなのでしょうか。スーツ姿を見たことがないような気がします。
しかし考えてみれば、ウクライナは戦争中なのでスーツは着ないのは当たり前といえるでしょう。
ゼレンスキー大統領が普段着ているのはTシャツ、パーカー、トレーナーというイメージです。
服の腕や胸の当たりに描かれたマークは「ウクライナ陸軍」のマークのようです。
ゼレンスキー大統領の洋服にはエンブレムの装飾が付いています。
そしてゼレンスキーさんの着用しているのは私服ではなくウクライナ略式軍服なのです。
「腕まくりさえ必要ない。今すぐに行動できる」
「ウクライナ軍はもちろん、市民を代表するリーダーである」
Tシャツというスタイルは、リーダーとして戦場で戦う兵士たちとの絆を大切にしているからであり、
「いつでも行動できる」という意思の表れともいわれています。
服には十字紋章マークが施され、中央に「三叉」という武器が描かれています。
これは9~12世紀に栄えたキーウ大公国の紋章で、1992年からウクライナの国章として採用されています。
ウクライナの国章は、ウクライナの国家的象徴の一つで、 青盾に黄金のトルィーズブが描かれているという紋章です。
トルィーズブは、三叉戟をモチーフにしたキエフ大公国の大公朝の紋章です。ウクライナの国章は大公ヴォロディーメル1世が用いた紋章に由来します。
その国章がゼレンスキー大統領の着用しているウクライナ軍服に描かれているのです。
ゼレンスキー大統領のTシャツは手に入るの?
ゼレンスキー大統領の着ている服は非売品です。ウクライナ軍の支給品のため販売はされていません。
ゼレンスキー大統領と同じものは残念ながら手に入りません。
いつも同じような服装をしているのは「どんな時も国民と共に」という思いを胸に抱いているのでしょう。
一国の大統領として確固たる思いがあるものと思われます。
ゼレンスキー大統領はスーツ姿もカッコいい?
G7広島サミットに参加すると聞いた時は、さすがにあの面々と会うとなるとスーツで現れるのかと思いきや、普段と変わらぬTシャツ姿でした。
それにははっきりした理由があったのですね。
かつては公の場でスーツを着用していたようです。
スーツ姿のゼレンスキー大統領も凛々しくてカッコいいですよね。
まとめ|ゼレンスキー大統領の着ている服は軍服!非売品のため購入不可
ゼレンスキー大統領がスーツなどではなく、いつもカジュアルな服を着用していることが気になっていました。
実はゼレンスキー大統領の着ている服は、ウクライナの略式軍服であることがわかりました。
スーツを着用せずに同じ服装でいることが多いのは、戦場で戦う兵士たちとの絆を大切にしているという理由があるからでした。
どんな時も国民と共にいるという意味合いが込められていました。
一国のリーダーとして当然といえば当然なのかもしれません。
いつかこの戦争が終わって国が安定した時、スーツ姿のゼレンスキー大統領のお姿も見てみたいですね。