毎年、GWの時期になると、日本ではみずがめ座η(エータ)流星群を見ることができます。
速度が速いのが特長の流星群です。願い事がある人はその思いを胸に春の夜空を眺めて見ませんか?
そこで今回は、見える方角やピークの時間など、2023年のみずがめ座η流星群について調査しました。
みずがめ座η流星群2023年はいつ見える?方角やピークの時間は?
みずがめ座η流星群は、2023年は5月7日(日)0時頃と予測されています。そのため7日の未明から明け方が一番の見頃なのです。
ちょうど満月(6日の明け方に半影月食)のタイミングのため月明かりの影響が大きいと見られています。
見晴らしが良いところでも1時間あたり5個程度しか見られないかもしれません。
月から離れた方向を中心に空を見上げ、明るい流れ星が飛ぶことに期待しましょう。
2023年、みずがめ座η流星群がよく見られるのは5月7日「日)の0時頃です。
みずがめ座η流星群が多く見られる時間
北半球の日本では一度にたくさんの流星が流れる瞬間を見るのは難しいものの。出現時間が長いため
何気なく空を見上げたら流れ星が流れていたという光景を偶然目にすることができるチャンスはあると思われます。
観察に適した時間は?
2023年のみずがめ座η流星群は、5月7日の0時頃に極大を迎えるので未明から明け方になりそうです。
真夜中に夜空を見上げることになりますね。
観察に適した方角
みずがめ座は南東にあり、放射点の高度が低いです。東寄りの下にあるため、東の空の低いところを見るようにするといいでしょう。
流れ星は放射点付近だけでなく、さまざまな方向に現れるのでできるだけ空の広い範囲を見渡すのが観察のコツといえるでしょう。
観察に適した場所
身近でみるとなるとできるだけ明かりの少ないところがよいでしょう。
照明設備のないグラウンドや公園などの広くて夜空を見渡せる場所が望ましいです。
安全な河川敷など広くて明かりがない場所がオススメです。
見える流星の数
日本で見えるみずがめ座η流星群の数は1時間あたり最大5個程度と言われています。
規則的にながれるわけではなく、数個続いたかと思ったら20分くらい何も見えないなど不規則に流れるので余裕を持ちながら眺めましょう。
観察地の注意点
春先ではありますが深夜はまだ冷えます。観察に出かける時は防寒対策をしっかりしましょう。
特に都心部から離れた場所に出かける人は予想以上に寒い場合があるので注意してください。
みずがめ座η流星群の正体は?
みずがめ座η流星群とは、みずがめ座η星の近くに放射点がある流星群のことを言います。
流星自体は平行に流れているのですが、地上から空を見上げた時に半球に見える空の一点から放射状に流れて見える場所を放射点といい、
流星群の名前はこの放射点に近い星座から名付けられるため、みずがめ座η流星群と呼ばれています。
なお。みずがめ座η流星群の母彗星は日本でも有名なハレー彗星です。
母彗星は流星群の源となるもので、みずがめ座η流星群の場合ハレー彗星が太陽へと回帰するたびに飛び散った塵が地球大気に侵入して流星となって出現します。
みずがめ座η流星群を観察する際のポイント
2023年のみずがめ座η流星群のように、ピークが深夜の1時間と限定されると集中して見ることができるでしょう。
寒さ対策をして明るくない場所を陣取って夜空を見上げてみてください。1時間に最大で5個程度は見ることができると予想されています。
放射点が低いため、経路の長い見応えのある流星が出現しやすいそうです。数は少ないですが、そうした点も注目してみましょう。
ただし、流れ星は放射点付近だけでなく、さまざまな方向に現れるので、できるだけ空の広い範囲を見渡すのが観察のポイントとなります。
観察はマナーを守って!
普段は見ることのできない流星群を観察することは、ワクワクするかと思いますが、観察時間は人の寝静まった深夜です。
大声を挙げて周囲が名作するような行動は控えましょう。
観察しやすい場所を求めてどこへでも入っていうこともいけません。深夜ということを忘れずにマナーはしっかり守って観察しましょう!
観察は安全第一を心がけて
流星群は周りを見渡せる広い場所で行うのが望ましいです。でも暗闇の慣れない場所を歩くのはとても危険なので十分気をつけましょう。
明かりのない場所では懐中電灯などを準備していくことを忘れずに!春先とはいえまだ寒いのでしっかり防寒対策をしてでかけましょう。
まとめ|みずがめ座η流星群は5月7日未明が見頃
2023年のみずがめ座η流星群は5月7日0時ころに見頃が訪れます。
深夜ですが場所や状況を鑑みてぜひ空を眺めて見てください。
見られるときっとワクワクしますよ。春のみずがめ座η流星群を探してみてはいかがでしょうか。