宗教団体「幸福の科学」の大川隆法総裁が2023年3月2日に死去したというニュースが飛び込んできました。66歳という若さで死因は発表されていません。
大川隆法総裁には２人目の妻がいて、長男は宏洋（ひろし）さんといって「幸福の科学」からは絶縁しており複雑な親子関係であることがわかっています。
一体、どんな理由で絶縁に至ったか気になりますよね。また、膨大な遺産は宏洋さんの手にも渡るのでしょうか。
そこで今回は
・大川隆法総裁と長男宏洋さんの絶縁した理由
・宏洋さんも遺産相続できるのか
といったことをリサーチしていきます。
大川隆法総裁が死去
2023年3月2日に死去したと報道されている大川隆法総裁ですが、詳しい死因は発表されていません。
なぜ死因が明らかにされないのか不思議ですが、亡くなったことは間違いないようです。
宗教団体・幸福の科学の創始者であり総裁であった大川隆法さん。
大川隆法さんは2012年に離婚・再婚をしているバツイチです
2度の結婚で家族構成は、妻と子供5人（息子3人・娘2人）がいます。5人とも1998年～2012年まで大川隆法総裁の前妻だった大川きょう子さんとの間の子供になります。
きょう子さんとは泥沼離婚とも言われ、2年間も離婚裁判を行っていました。
大川きょう子さんへの慰謝料は3億円と報道され、世間を大きく騒がせた夫婦だったのも特徴でした。
大川隆法総裁の長男は宏洋（ひろし）
大川隆法総裁の前妻だった大川きょう子さんの間に生まれた長男が宏洋（ひろし）さんです。
夫婦にとって初めての子供、しかも男の子ということもあって多大な期待を背負っていたことは想像に固くありません。
ところが、いつしか大川隆法総裁とは絶縁という事態になってしまうのです。
名前：大川宏洋（おおかわ ひろし）
生年月日：1989年2月24日（34歳。2023年3月時点）
出身地：東京都練馬区
学歴：青山学院法学部卒業
職業：俳優、映画監督、Youtuber
大川宏洋さんは大学卒業後に結婚しましたが2年程で離婚されています。子供を1人もうけています。
現在は主にYoutuberとして活動している宏洋さんですが、大川隆法氏の長男として母親・大川きょう子さんから幼い頃から総裁後継者になるべく厳しく育てられてきました。
大学は青山学院法学部へ。大学卒業後に幸福の科学に入局し理事長に抜擢されるものの2ヶ月で解任されてしまいます。
その後は幸福の科学学園や一般企業など社会人経験を経て2015年に再入局しています。
幸福の科学・芸能部門の社長に就任するなど、自身の生誕祭やCDデビューなど幸福の科学の顔としても活躍していました。
大川隆法総裁と長男である宏洋の絶縁した理由は？
そんな父と息子の間で絶縁関係になるような出来事とはどんな理由からだったのでしょうか？
幼少期から厳しい教育をしてきたことが逆効果になったのか、宏洋さんは4歳ころから幸福の科学の信仰をまったく信じていなかったのだそうです。
そして2018年に芸名を宏洋（ひろし）に変更しユーチューバーとして幸福の科学批判を開始しました。
当初は教団側は大川宏洋を休職させたと報告していましたが、2019年には懲戒免職処分にしたと発表しました。
大川宏洋さんのYouTubeチャンネルでは、幸福の科学内部の暴露話をするなど多くの話題を呼んでいます。これが発端となり、父親から裁判で訴えられ親子の骨肉に争いに発展してしまいました。
損害賠償請求もされていて、その額なんと2億円だとか。真っ向から宏洋さんと幸福の科学は対立することになりました。
宏洋さんと清水富美加との関係とは？
宏洋さんが「幸福の科学」と決別することになったのは、清水富美加さんとの関係も一因にありました。
2017年に幸福の科学に出家した清水富美加さんですが、宏洋さんの再婚相手候補の１人に選ばれていました。
この結婚を宏洋さんが断ったところ父親に激怒され、幸福の科学と決別する大きなきっかけとなったようです。
幸福の科学側はこの件に関して「結婚の強制をした事実はない」と反論しました。
いくつもの出来事が重なって宏洋さんと大川隆法総裁の間に亀裂が生じ、親子は絶縁状態になってしまったのですね。
大川隆法総裁の遺産相続はどうなる？
妻と5人の子供がいた大川隆法総裁ですが、遺産分与はどうなるのでしょうか。
法的には、年収数億円といわれた大川氏の個人の遺産は現在の妻が半分、残りが5人の子どもに均等に相続されることになります。その一方で教団の資産は2000億円にのぼるともいわれています。この莫大なお金の行方は一体どうなるのでしょうか？
この動画を見ると、宏洋さんも相続権があるようですが可能性は低いようです。
その理由は相続に関する「廃除」という手続きが関係しています。宏洋さんの場合は父親から２億円を請求されているので他の兄弟に請求権が引き継がれる可能性が高いと思われます。
親子といえども金や名誉が絡むと大きな溝となってしまうのでしょうね。
まとめ｜大川隆法総裁の長男である宏洋は相続を受けられない可能性大
66歳で急死した大川隆法総裁の長男である宏洋さんは長年の出来事から親子の絆を保てなくなり、教団から訴訟を受けて争っています。よって宏洋さんは相続権があるかビミョーです。
大川氏の生前から親子の骨肉の争いが始まっていましたが、父の死によってその争いは急展開するのでしょうか。
莫大な財産を持ちながら早逝してしまった大川隆法総裁。宏洋さん以外の４人の子供たち、現在の妻も関わって莫大な相続を分配するのは一騒動ありそうですね。
今後、幸福の科学がどうなるかその動向に注目です。
